全体に独特の香りを持つコリアンダーは、中国名では香菜（シャンツァイ）、タイ名ではパクチーと呼ばれます。
種子が大きく、種まきで比較的簡単に育てることができます。
種まき時期は4〜6月と9〜10月で、基本的に真夏と真冬以外は種まきが可能です。
移植を嫌うので直播にして、上から少し土をかぶせましょう。
日当たりのよい場所で、軽く、水はけのよい土で育てます。
夏はとうだちを防ぎ、長く葉を利用する為、半日陰の涼しい所で管理しましょう。
初夏から盛夏にかけて、白か薄紫の小花を咲かせます。
若葉をつみ取って利用しますが、乾燥させると風味が落ちるので、主に生で使用します。
たくさん収穫した時は、オイルやビネガーに漬けたり、冷凍するなどして鮮度を保ちます。
トムヤンクンや生春巻きなど、アジア料理によく使われますが、好き嫌いが分かれる風味で、日本人には苦手な人も多いようです。
種子は茶色に色づいたら落ちないうちに採集すれば、食用、種まき用に使えます。
ほのかな柑橘系の香りも含み、ヨーロッパではスパイスとしてよく利用されます。
ピクルスやお菓子、パンなどに利用できます。
コンパニオンプランツとしてアニスと相性がよいそうです。
交雑しやすいディルやフェンネルとは近くに植えないように注意しましょう！
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